舞台の上で死にたいか
舞台の上で死にたいか、と問われれば、私は違う。
これは私が「居たい場所」の話。めちゃくちゃ自分語り、メモのために残しておく。
・舞台の上では倒れなかったけれど
でも、倒れたのとほとんど同じ。
ステージで頭を過ぎったのは穂乃果ちゃんのことだった。ステージ終わって捌けるまで無事でいなきゃ。
そう思って、前半のステージが終わってはけて、階段を降りようとして、少し踏み外した。
おかしい、と自覚した。呼吸するのが苦しかった。
それからずっと考えている。
「私はそこまでして、ステージに立ちたいのか」
答えは否だ。
問うまでもない。やっぱり物語を紡ぐのが、自分は好きなのだ。
私のステージは、元来、きっと舞台ではなく紙の上。
それなのに次のステージに向かっている。
あんなに苦しかったのにまたステージに立った。
笑顔で踊れてほっとした。
あんなに死にそうだったのに、どこかで、
あの時、楽しかったなあ、って、同時に思い出すのだ。
コスパフォを始めて1年半ほどが立って、色々な経験が増えた。
そろそろ「やってみよう」は終わりかもしれない。初心者マークも怒られちゃうのかな。
でも、「身体を動かすのが好き」は、ずっと持っていたくなった。
「キャラクターが好き」「音楽が好き」「トリニティフェスが好き」
そんなままの私でいたい。
だからこそ、創作を続けたい。
新刊、今年は2冊出したいから。
待っててね、世界。
22:40追記。
好きなことをやりたい、という気持ちを中途半端と言われて、そういった生半可な気持ちで立ってはいけない、と言われてしまうなら、
仕事のために、お金のために、承認欲求のためにやる人と、目的の優劣がつけられるのだろうか。
プロの世界がビジネスの世界なら、
アマチュアの世界が感情と愛に溢れたものであっては、いけないだろうか。
技術は必須項目で、素人は足を踏み入れてはいけないのか。
夢を見てはいけないのか。アマチュアなのに?
趣味は好きにやっていいはずだ。
文句を言われる筋合いもない。
私はそう思う。だからまだ、頑張りたい。