コスプレとラ!サ!!のリアリティ[冒険TypeC-1]
突然ですが、コスプレってなんでしょうか。
「ごめん、わかんないや!」
「ピンポンピンポーン! それも正解でーす!
(中略)
ファンの皆さんに喜んでもらえることなら、どれも正解ってことです」
ーーアニメ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第4話「未知なるミチ」
そのキャラクターをするときに、ファンって誰でしょうか。
多分、まず最初に、そこに「自分」というファンがいるのが、コスプレという創作活動かなと思います。
だから、自分が喜んで、楽しめることなら、きっとなんだって正解。
コスプレを始める。きっかけになったのは、大学のサークル活動でした。
メイク
まず難関になったのがメイク。私は肌が弱くて、そこここのメイク動画に出てくる女子御用達のCANMAKEはその時1つも使っていませんでした。
きっとAqoursのみんなは、沼津に出て舞台用のコスメを揃えていることでしょう。
ステージも、外の光と、夜のライトの中と、ドームの人工の光しかない場所では見え方が違うから、きっとラメを使ったり使わなかったり、色選びを変えたり、ライトに負けないようにメイクを濃いめにしたり(実際ステージ前後は唇などの描き方が違いますよね)、研究を重ねて実践していることでしょう。
また、イベントでコスプレをするにあたって問題になったのが持ち物です。
ミラチケステージ前、メイクボックスを前にメイクをするルビィと花丸を見て、メイクボックス大きいよ、って思いませんでしたか?
やってみると驚きます。道具など一式、全部入れたらあの量になりました。足りるか怪しいくらいです。すごくリアルな描写なのだと実感しました。
ウィッグ
次にウィッグ。まずウィッグなるものを買うのが初めてでした。
高校生の頃からコスプリ(コスプレしてのプリクラ)を撮ったりしていた関係で、池袋のどのお店にそういうものが売っているかくらいは知っていたので、人の少ない時に買いに行って、優しい店員さんに解説してもらいました。
さてこのウィッグ。買うだけがゴールではありませんでした。
てっきり買って被ればそれっぽくなると信じていた私ですがとんでもない。
まず前髪が長い。慌ててヘアカット用品一式を揃えました。
Aqoursのキャラクターはウィッグを被ることはないと思いますが、問題はその先。
ヘアセットです。
これが難しい。千歌は三つ編みと内巻き、そしてアホ毛。重力に逆らって立っています。
もう1つ驚いたのがロングヘア。梨子のウィッグは絡まったきりどうにもならなくなりました。髪って呆気なく絡まるんですね。地毛ではセミロングが限界だったので新鮮でした。毛先から梳かしていくと戻せるようです。
内巻きとか外巻きは自分の髪でもリアリティを実感できます。
が、曜の髪の跳ね方は、難しくて未だに分かりません。どんな構造なのか……。
きっと鞠莉はもっと難しいんでしょうね。
なおウィッグの色の話は「色」の項で。今日は一旦ここまでですが、最後に。
皆さん、千歌の髪の色って、いつも同じに見えますか?